つーか、あから反則でしょ。
スペックは、4コアプロセッサーのマシンを169台つなげたハードウェア(676コア!)に最強クラスの将棋プログラム4つが最善手を合議する ソフトウェアを乗せたというもの。
まさにモンスターです。
おまけに、この容姿。。。

清水さんにとっては、いろんな意味で酷な対局ですが(笑)、前評判で「あから有利」となっているのが、せめてもの救いでしょうか?
さて、人間VS将棋ソフトという話題にちなんで、前々から試してみたいと思っていた、将棋ソフトは伝説の一手を解くことができるのかをやってみました。
今回、選んだ伝説の一手は、次の3つ。
1996/10/28 第9期竜王戦第2局 羽生善治VS谷川浩司 △77桂
1989/01/09 NHK杯争奪戦 羽生善治VS加藤一二三 ▲52銀
1979/04/26 第37期名人戦7番勝負第4局 中原誠VS米長邦雄 ▲57銀
まずは羽生-谷川戦。
解かせる将棋ソフトはボナンザ4。パソコンはDELLのノートPC。・・・あからと比べると、あまりにも貧弱すぎます(泣)。
持ち時間は、谷川さんが8分の考慮時間で指したようなので、同じように8分で設定。
さーて、解いてみろ!
結果。
解けませんでした。8分間、ずっと見てましたが、△77桂は一度も候補に挙がってなかったようです。平凡に△63飛を選択。
さすが、伝説の一手!
将棋ソフトもまだまだだな、と満足な結果。
次は伝説中の伝説!羽生-加藤戦の▲52銀。
持ち時間は面倒くさいので、そのまま8分間のまま。
さて、解けるか!
最初の1分間は▲23角が本線のようでしたが、形勢は先手勝勢と判断。
実際の放送は見ていないのですが、調べてみると、▲52銀と打たれるまでは後手が勝つだろう、と解説されていたようです。
まあ、解説は米長さんなんですが・・・。
1分すぎたところで、一瞬、▲52銀が候補に上がった!そんなバカな!
しかし30秒ほど考えたところで却下。
ふふふ、羽生さんの伝説の一手を将棋ソフトごときが分かるはずがなかろう、バカもんがっ!
しかし2分すぎると再び▲52銀が候補に浮上し、そのまま先手勝ちの結論を出してしまった・・・。
確かに後手玉に必至をかけるという事だけ考えれば、▲52銀は浮かばない手ではない。
うーむ、コンピューターにとっては、単なる最終盤の分かりやすい局面だったのか?(泣)
最後は中原-米長戦。
同じく8分間考えさせた。
最初は▲54角が本線。しかし、それでは勝てないと判断し、▲37銀を考え始める。
わざわざ駒損する手は考えにくいかと思っていたが、3分程度すると▲57銀も候補に挙がり、37と57の比較に入りはじめた!
ところが、これに▲54角を先に入れたほうがいいのかを考え始め、なかなか結論が出ない。
結局、時間に追われて▲54角の王手を選択した。
うーむ、人間っぽい(笑)。
3局やってみた結果、終局に近づけば近づくほど将棋ソフトは正確な判断ができるという、当たり前と言えば当たり前の結論が出ました。
「伝説の一手=最善手」とは限らないとは言え、谷川さんの△77桂はコンピュータにも浮かばないという点で、ものすごい一手だったんですね。
さあ、明日のあから2010はどんな将棋を見せてくれるんでしょうか。楽しみです♪



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