2007年11月15日木曜日

相掛かり▲37銀戦法

生まれてこのかた、一度も勝ったことのない戦法があります。
そう、それは相掛かり▲37銀戦法。
これをやられて勝ったことはありません。それでも、今までほったらかしにしていたのは遭遇率が低いから(汗)。しかし、この前、久しぶりにやられてボロボロになったので、反省してボナンザ先生に教えてもらいました。



さて、上図の局面ですが、その前に補足で、この戦法では▲35歩△同歩▲46銀と動くのが定跡で、35を突き捨てずに▲46銀と出ると△65銀と出られて困ります。以上。

上図では▲37桂と跳ねるのが定跡ですが、どうもボナンザ先生の定跡では先手がマズそうです。


羽生の頭脳でも似た変化があるのですが、途中△36歩▲同飛の交換を入れるのが急所で、△79角が成立します(羽生の頭脳では△88角)。▲29飛引が消えているのが大きいです。

そんなわけで桂馬を跳ねずに仕掛ける手もあるようなのですが、冷静に対処されると先手が苦しそうです。



定跡なのかどうか分からないが(少なくともボクは知らない)、24でよく指されるのは44の地点に力を集めてくる指し方。
でも、これもボナンザ先生にかかると軽くいなされる。



一言で言えば、先手の攻めは軽すぎる。なので後手としては慌てず騒がず対応していれば、先手玉も薄いことだし、なんだかんだで攻め合い勝ちできるようである。

と言っても、持ち時間の少ない実戦で、軽手をポンポン繰り出されると、果たして上手く対応できるだろうかと心底、不安なままではあります。。。

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