2009年2月26日木曜日

相矢倉で単に▲25桂は成立するのか?(3)

きよきよのしょうぎばんblog: 相矢倉で単に▲25桂は成立するのか?
きよきよのしょうぎばんblog: 相矢倉で単に▲25桂は成立するのか?(2)

しつこいようですが、まだ調べてました(汗)。
というかボナンザと指すと、この形に誘導されてしまうので、否応なしに結論を出さないといけないのです。



上図で先手には前回調べた▲41飛と、離して打つ▲61飛がある。

①▲41飛
これには△78銀成▲同玉△25歩が最善の手順のようだ。
そこで先手が(a)▲44歩と打つのは悪手で、△69銀!▲同玉△49飛で以下、先手玉に必死がかかる。
(b)▲24銀も気になるが△32銀▲81飛成△49飛で寄り筋。後手玉は44に逃げた形がつかまりにくい。

②▲61飛
これには単に△25歩としておく。そこで先手の手は広いのだが、逆に言えば、これといった手が無いとも言える局面。
変化が多すぎて書ききれないが、一応、今のところ、どの変化も後手を持ってボナンザに勝てます。

一例として
▲6一飛△2五歩▲8一飛成△7八銀成▲同 玉△4九飛▲6九桂△5八銀▲6八金打△4七角
▲9一龍△6九銀成▲2四香△3三玉▲2三香成△4四玉▲8八玉△7九成銀▲7八銀△同成銀
▲同 金△6九銀▲6八金寄△5八角成▲7九銀△6七馬▲同 金△7八金▲9八玉△7九金
▲6八金△7八銀不成
まで110手で後手の勝ち



ひとまず「相矢倉で単に▲25桂は成立しない」という定説は守られたと言うことを報告しておきます(笑)。

ただ実戦だといろんな変化がこんがらがって間違えてしまいそうですけど。。。

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